伝えることで、世界に貢献したい。

Riku Tazaki

1910063_428451267363823_3573698120242098749_n

Background:

 高校2年生の夏休みに、長崎を訪れた。原爆資料館や平和祈念館に足を運び、戦争を体験された方の生の声を聞く大切さを実感。大学の新聞学会では、4月に入会してすぐに、戦後70年の特別企画を立ち上げた。戦跡訪問やガザに住むNPOのスタッフにインタビュー。また、TBSのNEWS 23が企画した『私たちの戦後70年談話』プロジェクトに参加した。戦争の恐ろしさや、お互いの国について知ることが重要だというメッセージを若者世代から出した。

Before OYW:

戦後70年が経った今、体験者から直接、話を聞ける時間は、少なくなっている。あらゆる方法で、貴重な体験談を伝え続けていなければいけない。日本は、戦後70年間平和を維持してきた一方で、世界各地では、今なお戦禍が絶えない。そのような中、当事国のユースはどのようなことを考えているのか、どのように生活してきたのか、知りたかった。

また、ジャーナリズムのゼミに入っているので、日頃、見聞きしている国際ニュースについて、議論したいと思っていた。

After OYW:

現地では、ユースのパワーの大きさをひしひしと感じた。サミット内では、外交上は緊張関係にある国のデリゲート同士も、お互いに敬意を払いながら、議論していた。世界がここから変わる可能性があると思った。シリアやソマリア、中央アフリカなど紛争当事国出身のユースとも話すことができた。涙を流したくなるものもあった。困難な状況下で、自分の国のために活動するユースに、私は畏敬の念さえ抱いた。世界には、世界の諸問題解決のために動いているユースたちが、本当にたくさんいるのだ。だが、同時に、自分の存在がどれだけ小さいか痛感した。「自分は何をしているのだろう?」と自問自答した。大学に毎日通うだけが、生活になっていると思った。大学入学時は、自由になったんだから、もっとアクティブに活動しようと思っていた。だが、いつの間にか、その熱意を忘れている自分がいることに気づいた。大切なことを思い出させてくれる機会となった。

物事には多様な見方があることを、改めて強く考えさせられた。日本では否定的に捉えられる事柄を、現地では肯定的に捉えられていることもあった。例えば、タイが現在、軍政であることについて、現地の学生に尋ねた。外交官を目指す学生は「経済が安定したので、特に問題は感じていない」と話した。一方、他の学生の中には「先進国を目指すには、民政に戻らなくては」と話す人もいた。

アクションを起こす大切さも実感した。私は、将来、報道記者を目指している。伝えることで、世界に貢献したい。今後、このOne Young Worldのネットワークは、大いに役立つと思う。私の所属する学部には、「プロジェクト奨学金」という制度がある。自分で調査したいことを一から企画して、発表するものだ。新2年生であまり応募する人はいないと聞くが、チャレンジしたい。

言語の壁を再認識させられた。現地で1対1ではまだ大丈夫だったが、スピーチには聞き取りづらいのもあった。YouTubeにアップされていたので、一部を聞き直した。さらなる語学力向上が必要だ。修行したい。

帰国後、まずはこの体験を伝えようと、学内で報告会を企画した。地元の新聞にも、大きく取り上げてもらった。新たに、One Young Worldに興味を持ってくれた人が増えたと思う。また、今後Japan Committeeの活動にも積極的に関わっていきたい。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*